その数は30数演目にのぼる
石見神楽の演目は、日本神話を基に先代より伝えられ、神前を清める神事舞から、物語性のある能舞まで、 その数は約 30 数演目にものぼります。ここに紹介する演目は、石見神楽の演目のうち、代表的な 28 演 目を紹介するものです。 神々の心を鎮める神事舞から、古事記、日本書紀を元にした能舞など、様々な演目があり、その一つと して同じ構成の舞は存在しません。石見の人々の娯楽として現在も生き続ける石見神楽は、その多様性と、 若者や子ども達をも惹きつけられてやまない、日本の伝統芸能のなかでもある特殊な存在でもあるので す。ぜひ、この演目紹介で石見神楽を理解して、ぜひ神楽上演をお楽しみください。
鈴神楽 塩祓 真榊 帯舞 神迎 八幡 神祇太鼓 かっ鼓 切目 道がえし 四神 四剣 鹿島 天蓋 塵輪 八十神 天神 黒塚 鍾馗 日本武尊 岩戸 恵比須 大蛇 五穀種元 頼政 八衢 熊襲 五神
創造性が新しい神楽をつくる
石見神楽の数ある演目の中には、社中によってオリジナルの創作神楽というものが存在します。 それは歴史の中の武勇伝であったり、地域ゆかりのものであったり様々です。各団体が工夫を凝らし、 今や台本演目以上に人気の高い創作演目をまとめ紹介します。