石見神楽何でもQ&A
石見神楽についてお客さまから寄せられる数多くのご質問の中で、よくあるものをまとめました。
わからないコト、知りたいコトがある時にご覧ください。
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【石見神楽の上演についての質問】
- 石見神楽はどこで上演されていますか?
- 石見神楽は、島根県西部(石見地方)に伝わる伝統芸能です。石見地方の市町村や観光協会でお尋ねください。
石見地方の各集落、町の神社の祭礼の際に奉納されます。年間数百回奉納されていますが、春、夏、秋など神社により奉納時期は異なりますが、秋が一番多いです。また、道の駅や観光スポットなどでも定期公演をしています。詳しくは各種公演情報をごらんください。
- 入場料はいくらですか?
- 浜田の夜神楽週末公演や神楽大会など有料の場合もありますが、基本的に無料です。
神社の奉納神楽の際には氏子が、奉納社中へ千円~五千円程度の御花(ご祝儀)を渡す習慣があります。(あくまで任意です)
- 神楽会場までのアクセス方法が知りたい
- 当サイトの公演情報カレンダーをご覧ください。
- 駅や路線バスは利用できますか
- お宮での奉納神楽の場合は、夜間に行われる場合がほとんどですので、タクシーやマイカーで行かれた方が良いでしょう。
- 駐車場はありますか
- 郊外の場合は多少の駐車スペースはありますが、市街地の場合は駐車場はほとんどありません。
- 会場で飲食はできますか
- 基本的には、飲食は可能です。周りの人の迷惑にならないよう、飲食後のゴミは各自お持ち帰りください。
【石見神楽の観賞についての質問】
- どんな格好や準備しておくとよいものがありますか。
- 奉納神楽は主に夜間ですので、夏は虫よけ・タオル、冬は毛布やカイロなどの防寒対策、飲食物、折りたたみイスなどがあると便利です。
- 当日の公演内容が知りたい。
- 当サイトの石見神楽上演情報をご覧ください。ただし、演目や順番は当日まで決めていない場合もあります。
- 奉納神楽で、舞ってる舞台横などで見てる人がいますが、入ってもいいのですか。
- 地域の人たちのためのお祭りです。主催者(お宮の総代などの役員)に声をかけてから入りましょう。
- デジカメや動画撮影をしたいのですが、構わないですか。
- 基本的には、カメラ撮影は可能な場合が多いですが、周りの人の迷惑にならないようにフラッシュ撮影などは避けましょう。ビデオ撮影は器材や三脚が見物の邪魔になったりするので注意が必要です。どちらも社中や神社の役員さんの許可を得てください。
- 神楽社中に差し入れやお花を打ちたいのですが、どのようにしたらいいですか。
- 差し入れや御花は歓迎です。神社の奉納神楽の際には氏子が、奉納社中へ千円~五千円程度の御花(ご祝儀)を渡す習慣があります。(あくまで任意です)楽屋へ持参すると喜ばれます。
【石見神楽の内容についての質問】
- 演目のあらすじや登場人物が知りたいのですが。
- あらすじや登場人物を紹介した、パンフレットなどの印刷物やホームページなどで調べることができます。
- 神楽の口上が知りたい
- 石見神楽台本が市販されていますので、標準的な口上(台詞)などを知ることができます。
- 台本に載っていない神楽がありますが、なぜですか。
- 歌舞伎や能にも新作や創作物があるように、石見神楽にも社中独自に創作した演目もあります、また古くからあるものでも台本に乗せていない演目もあり、各社中の得意演目を含めて楽しみの一つになっています。
- 30以上演目があって、社中によってやらない演目があるのはなぜですか。
- 特別な場合のみ奉納する演目などは、途絶えてしまったものも中にはあります。スタッフや衣裳の関係で上演できない演目がある場合もあります。
- 創作神楽をしている社中がありますが、伝統芸能であるのに演目を作るのは自由なのですか。
- 歌舞伎や能にも新作や創作物があるように、石見神楽にも社中独自に創作した演目もあります。伝統芸能は時代と共に進化しています。今では各社中の特色として定着しています。
- 衣裳がたくさんありますが、どれくらいの金額がしますか。
- 衣裳と言っても多くの種類がありますが、金糸銀糸で刺繍された鬼や神の上着は一枚3百万円位するものもあります。高価なものなので、修繕をしながら大事に大事に使っています。
- 衣裳はどのくらいもつものですか。汗をかいたりした時はどうしてるのですか。
- 衣裳と言っても多くの種類があります。使用頻度にもよりますが、どれも十年くらいは使えます。大事に扱えば二十年程度は使うことができます。汗をかいてもクリーニングできないので、虫干しをするなどして大事にしています。
- 衣裳はど演目によって、衣裳が早替りするものがありますが、だいたいどれくらい重ねてきているのですか。
また、重さはどれくらいあるのですか。 - 早変わりの衣装は、天神などで使用している「肩切り」と言われます。歌舞伎では「ぶっ返り」と呼ばれ、衣裳の上半身の部分の衣裳がパラリとめくれ、腰から下に垂れる仕掛けになっています。肩を切る回数は1回~3回まで、衣装のつくりによって違います。
重さもまちまちですが、数キロ~数十キロになります。重さよりも、衣裳が広がることによって回転するときに増大する荷重(G)が着ている演者には堪えます。
- 大蛇の時に、蛇胴を巻いた技にはどんなものがありますか。
- 各社中によって技の呼び方が違います。全部の大蛇で輪になって回るのは、「大輪」「円陣」「大ハマ」「全頭巻き」などと呼び方が違います。一頭で巻いて立ち上がるものを「甑(こしき)を立てる」、とぐろを巻いた状態を「ハマをかく」、それを立てたものを「胴見せ」などと呼んでいます。蛇胴は衣裳同様に数キロ以上しますので、どれも匠の技といえるでしょう。
- 社中で使ってる採り物はどうやって作っているのですか。
- 採り物は毎回、竹と和紙で作り、終了後には地域の人に渡します。以前は地域の人たちが竹を用意して置き、お宮に到着してから作っていました。現在はほとんどが事前に作って持参しています。
- 八調子神楽の特色が知りたい。
- 八調子神楽の特徴は、太鼓などのテンポの速いお囃子のリズムです。それに合わせたスピーディーな動きも特徴です。
- 神楽面や採り物が欲しいです。
- 神楽面は浜田市の神楽面工房で製作販売をしています。面工房や観光協会にお尋ねください。採り物は道の駅や神楽グッズ取扱店で購入できます。
- 私は関西に住んでいますが、関西でも神楽を観れる事はできないでしょうか?
- 京都の八坂神社、城陽市などでの定期的な公演もあります。不定期で上演されることもありますので、各種公演情報やホームページなどで時々チェックするとよいでしょう。
- イベントや奉納神楽以外で石見神楽を観るにはどうしたらいいですか。
- 浜田市内に15名以上宿泊で、宿泊会場などでみられる出張上演制度や、石見の夜神楽定期公演、神楽鑑賞を含むツアーなども計画されています。観光協会などにお尋ねください。
- 島根以外の地方で石見神楽を上演してもらいたいのですが、お願いするにはどうしたらいいですか。
場所ややってもらえる演目などはどのようにすればよいですか。 - 多くの社中が県外・海外公演の経験があり、島根県以外での上演にも対応します。社中や観光協会にご相談ください。(場所、日時、希望演目などをお知らせください。)
- 石見神楽の見学がしたい
- 練習の見学は、公開している社中が多くあります。事前に各社中や観光協会にお尋ねください。
- 石見神楽を見てやってみたくなりました。どうすればいいですか?
- ほとんどの社中で募集しています。地理的な条件や社中の特色などを調べて申し込んでください。女性が加入できる社中もあります。
- 子どもに神楽をやらせたい
- 各社中で後継者育成のために、子供神楽を指導しているところが多くあります。社中にお尋ねください。
【石見神楽 グッズについての質問】
- 公演のビデオ、DVDは販売していますか
- 神楽グッズを取り扱っている所でいろいろ販売されています。インターネットで購入できるところもありますので探してみてください。道の駅や観光スポットでも取り扱っているところがあります。
- 書籍やグッズなどの販売物について知りたい
- 神楽グッズを取り扱っている所でいろいろ販売されています。インターネットで購入できるところもありますので探してみてください。道の駅や観光スポットでも取り扱っているところがあります。
【そ の 他】
- 場所ややってもらえる演目などはどのようにすればよいですか。
- 多くの社中が県外・海外公演の経験があり、島根県以外での上演にも対応します。社中や観光協会にご相談ください。(場所、日時、希望演目などをお知らせください。)
- 石見神楽の見学がしたい
- 練習の見学は、公開している社中が多くあります。事前に各社中や観光協会にお尋ねください。
- 石見神楽を見てやってみたくなりました。どうすればいいですか?
- ほとんどの社中で募集しています。地理的な条件や社中の特色などを調べて申し込んでください。
女性が加入できる社中もあります。
- 子どもに神楽をやらせたい
- 各社中で後継者育成のために、子供神楽を指導しているところが多くあります。社中にお尋ねください。