能 舞
十 羅(じゅうら)
■ 登場人物
十羅刹女(じゅうらせつにょ)、彦羽根(ひこはね)
■ 神楽歌
十羅刹
鏡の島は
高くとも
ただよせくるは
沖つ白波
鏡の島は
高くとも
ただよせくるは
沖つ白波
■ あらすじ
出雲の国・日御碕に住む須佐之男命の末娘「十羅刹女」は、船を操り攻め来る鬼女「彦羽根」に対し異国に帰るよう説得します。しかし彦羽根は応じずついに合戦となりますが、十羅はこれを退けます。十羅は元は人を食らう鬼でしたが、法華経の説法を聞いて改心したといわれています。石見神楽では珍しい女性同士の戦闘の構図であり、力強くも華やかで美しい舞です。
鈴神楽 塩祓 真榊 帯舞 神迎 八幡 神祇太鼓 かっ鼓 切目 道がえし 四神 四剣 鹿島 天蓋 塵輪 八十神 天神 黒塚 鍾馗 日本武尊 岩戸 恵比須 大蛇 五穀種元 頼政 八衢 熊襲 五神